2010年11月10日水曜日

塩豚サラダ

「小畑さん家って、肉食べるってイメージないよね」
とよく言われる。
はてさて、どういうイメージなんだろうか?
確かに、我が家は魚メインの料理が多いが。
しかし、寒くなってくると体が脂肪分の多いものを欲しがってくる。
そこで作りおきができて、アレンジのきく「塩豚」を作った。

子供たちはぷにょぷにょした肉、バラ肉、鶏の皮部分が好きだ。
でもそのまま使うと、油ギトギトの料理になってしまうので、基本的には油抜きをすることから始まる。
豚バラ肉というと、あぶら〜という感じ。
確かに脂肪分が多くカロリーは高めですよね。
でも豚肉の脂肪は、コレステロール値を下げるリノール酸(不飽和脂肪酸)の割合が多く、牛肉や鶏肉よりコレステロールは低めなのが特徴なんですね。
しかし食べ過ぎは肥満のもとなので注意。

豚バラ肉の塊を水からゆで、油抜きあく抜きをし、ざっと水洗い。
圧力鍋に油抜きした豚バラ肉と浸々にかぶるくらいの水を入れ、更に長ネギの青い部分、生姜、ニンニクを加え火にかける。
ぐらぐらと煮えてきたら、トリガラスープの素、塩、酒で味を整える。
加圧開始!
10分位加圧し、火を止め適当な時間放ておく。
完成。
あら熱をとり、タッパーにスープと一緒に冷蔵庫に入れる。
冷蔵庫に入れると、油が白く固まるのでスープを使うときは、液体のみを使う。


しょくはぐくらぶ 料理 塩豚 豚肉 豚バラ
大根のシャキシャキ感と柔らかい豚バラがいい感じです

生食で美味しいい「赤だいこん」と、貝割れのサラダを添えた「塩豚サラダ」を食する。大根には塩味系のドレッシングをさっとかけ、塩豚にレモンを絞り一緒に食べるとおいしいですよ。

残りの「塩豚」は、適当な塊に切りわけ、ラップで包み冷凍保存。
チャーハン、ラーメンのトッピングや、根野菜と煮こんでも美味しいですよ。

今日の「しょくはぐくらぶ」でした。

2010年11月8日月曜日

風邪予防に - かりん、ローズマリー

朝晩の寒さと、空気の乾燥で子供たちが喉をガラガラさせている。
風邪予防対策を考えねば。
手洗い、うがいは口うるさく言っている。
子供たちの風邪が我々大人にうつると、子供達以上にひどくなる。

しょくはぐくらぶ 料理 かりん カリン 花梨 風邪

まずは「かりん」の登場。
南国のフルーツのようなとてもいい香りがする。
しかし、生のものはとてもの食べれたしろものではない。
「かりん」は、喉の炎症を抑える効果や、咳止め効果があると言われている。
よくのど飴などにも配合されていますよね。
そこで「かりんの砂糖&蜂蜜煮」を作った。
作り方はとても簡単。

しょくはぐくらぶ 料理 かりん カリン 花梨 風邪
「パライソ」のリキュールが
なかなかいい感じです
かりんの皮を剥く。
皮を剥いたかりんを、縦に四つ切にし中の芯を取り出し、更に横に半分に切り、それぞれを縦方向にスライスする。
切ったかりんを鍋(ホーローかステンレス)に入れ砂糖を適量まぶしながら混ぜる。
かりんがかぶるくらいの水を入れ、中火でしんなりするまで煮る。
煮すぎない程度で柔らかくなったら、砂糖と蜂蜜、リキュールを入れ味を整える。
若干、甘いかなーくらいが丁度いいです。

はい、これで完成。
しょくはぐくらぶ 料理 かりん カリン 花梨 風邪
卵黄を塗り、グラニュー糖を
パラパラとふりかけると
焼き上がりが綺麗です
出来立ての、ホットかりんも美味しいですよ。
冷蔵庫で冷やして、お茶請けに出してもいいですね。
メインのデザートや、料理に添えてもアクセントになっていいですね。
軽く汁気を切って、パイ生地に包んで「かりんパイ」も美味しい。

煮汁は、湯のみに入れ2倍位にお湯で薄め、更にレンジで温め、すりおろした生姜を少々入れると体がぽかぽかに。
冷え性の夫に床に就く前に飲ませてみたら(実験?)、大汗をかいておまけに利尿作用が働いて、少々迷惑がられましたが...。

しょくはぐくらぶ 料理 ローズマリー 風邪
集中力をUPさせる効果もあり
子供達の部屋にも置こうかしら
先日、彰美の通うバイオリン教室の先生から自宅の庭先の「ローズマリー」の枝を1本いただいた。
「ローズマリー」に含まれる成分が、喉の炎症を抑え、タンや咳等の風邪をやわらげる効果があるとのこと。
先生:「これからの季節、人ごみは出来るだけ避けたいでしょう。でも、出かけなきゃいけない時、胸ポケットにローズマリーをちょこんと入れてみたらいいわよ」
なかなか、洒落た先生です。

可能な限り自然の力で予防をし、薬には頼らないようにしたいものです。