2016年9月19日月曜日

冷めても美味しい「月見饅頭」

しっとりふわりの「月見饅頭」


保育園の調理室で子供たちにお昼ご飯とおやつを作っています。
先日は、おやつに「月見饅頭」を。
手作りの蒸かし饅頭は冷めると固くなりがち。
でも、このお粉と水の分量とちょこっとのコツで冷めても美味しいお饅頭の完成。
子供達、先生方もぱくぱく完食です。

すりごま入りのこっくりしたあんこ
小さな子供達でも食べやすい大きさで


「月見饅頭」の材料 約10個分


  • 小麦粉 100g
  • ベーキングパウダー 3g
  • 水 35g
  • 砂糖 50g
  • サラダオイル 小さじ1
  • こしあん 適量(200〜300g)
  • すりごま 適量

「月見饅頭」の作り方


  1. 小麦粉とBPを合わせてふるっておく。
  2. ボウルに水と砂糖を合わせ溶かしておく。
  3. 溶かした砂糖水にふるっておいた小麦粉を入れ、木じゃくし(ゴムベラ)でよく混ぜ合わせる。
  4. サラダオイルを加え、全体に油がゆきわたるように混ぜ合わせる。
  5. 生地の表面にぴっちりとラップをかけ、冷蔵庫で寝かせる。(15〜20分)
  6. すりごまを練り込んだこしあんを直径3cm位に丸め、10個分用意する。
  7. 寝かせた生地を10等分にし、打ち粉(分量外)をしながら丸める。
  8. 手のひらで生地を伸ばしながらあんこを包む。底になる部分が厚くならないように。
  9. 蒸し器にクッキングシートを敷き、しっかりと蒸気が立ったら蒸し器に饅頭を並べ、強火で約10分程蒸して完成です。

 

手作り饅頭の保存方法


熱々ほかほかの饅頭はもちろん美味しいですが、40人以上にこの状態で提供するのは無理なこと。
でも少しでも美味しい状態で食べてもらいたいものです。
あら熱(蒸気で水滴が付かない状態)が取れた饅頭に、ラップをかけておきましょう。
これだけで良いです。
また、お家で作った場合は1個々ラップをしておくと、翌日もしっとり柔らかな状態で食べれますよ。
「あんこ」のみならず、具材を変えても作っても良いですね。

では、また。



2016年3月17日木曜日

とことん食べつくそう「コハダ」

骨まで〜骨まで〜愛して ほしいのよおー♪


冒頭から城卓矢さんの懐メロで始まりましたが、今回は「コハダ」を使ったレシピ。
この時期、私が行きつけのスーパーでは神奈川産のコハダが並んでいることが多く、我が家はコハダの酢〆が頻繁に登場する。
中骨は骨せんべいにしてばりばり。
酒のつまみにもうってつけ。
以前「牛乳パックで押し寿司作り」でも触れているので、そちらも合わせてご覧くださいませ。
ちなみにこの歌がリリースされた年には、私はまだ生まれていません。

菜の花も咲いて、春の気配が...



「コハダの酢〆」の材料4人分

  • コハダ 5、6尾
  • 塩 適量
  • 酢 カップ1/2
  • 砂糖 小さじ1

「コハダの酢〆」の作り方 

  1. 酢〆用の酢と砂糖は、よく混ぜ合わせ冷蔵庫で冷やしておく。
  2. コハダは皮が引けないので、ウロコをきっちり引く。
    水道水を流しながら、ステーキナイフでシャシャシャっと下に向けてこすると、飛び散らずにきれいに引けますよ。
  3. 三枚におろし、中骨、原骨もすきとっておく。
    中骨は捨てないように。
  4. コハダと中骨に少し多めの塩をふり、30分ほどおく。
  5. ざっと水洗いし、キッチンペーパーで水気を切る。
    中骨は、そのまま冷蔵庫で保存。
  6. バットに酢〆用に合わせたた酢を流し入れ、水気を切ったコハダを並べ1時間程冷蔵庫に入れつけ込む。
    4〜6はブログ「牛乳パックで押し寿司作り」をご参考に。

三枚おろし。中骨も捨てないで!
キラキラが飛ばないように





















  7. 余分な汁気を切り、コハダを背中合わせにしてラップをして冷蔵保存。
  8. 下準備は買ってきた当日にして、翌日に食すと味も馴染んで美味しく
        いただけますよ。

「コハダの骨せんべい」の作り方


カルシウム、カルシウム

  1. 「コハダの酢〆」で下準備した骨は、半分位にキッチンはさみでカットする。
  2. 低温から中温程度の油でじっくり揚げる。
    これだけ。

出世しない出世魚?


コハダも大きさによって名前が変わる出世魚。
4〜5cm「シンコ」、7〜10cm「コハダ」、12〜13cm「ナカズミ」、15cm以上は「コノシロ」と。
おおよその出世魚と呼ばれる魚さん達は、成長とともにお値段も上がっていく。
一方、コハダは成長とともにお値段が下がる。
例えば、コハダの稚魚「シンコ」は卸値がキロ数万円。
「コハダ」になるとキロ数千円。
更に「ナカズミ」「コノシロ」のサイズになると、皮が硬く小骨も多くなるので、とてもお安くなってしまうよう。
私自身「ナカズミ」「コノシロ」という名ではお目にかかったことはありませんが。
それはさておき、旬の天然食材を食せることはありがたいことです。

では、また。