2011年5月15日日曜日

真鯖とゴマ鯖どっち?「シメサバ」作り

随分前の事だが、スーパーの鮮魚コーナーでゴマ鯖がいたので店員さんに聞いてみた。
私:「この鯖、シメサバにしてもいいですか?」
店員:「ゴマ鯖は塩焼きや、煮付けですね。」
とこのと。
その時は、そうなんだと思いシメサバには真鯖、と決めていた。

そうは言っても新鮮なゴマ鯖を手に入れたら試してみる価値あり。

真鯖の「シメサバ」
皮目に切り込みを一本いれた「八重造り」


■シメサバ■
黒い点々模様のゴマ鯖。
シメサバの作り方は十人十色。
締め具合はお好みで。

<材 料>4人分
鯖 1尾
塩 適量
酢 300cc
みりん 50cc
砂糖 大さじ1


たっぷり塩を。
空気に触れないようにラップで密封。











<作り方>
1)鯖は内蔵を取り除き水でよく洗い、三枚おろし。
2)腹骨をすき取り、血合い骨は骨抜きで取り除く。
3)鯖の身、皮ともたっぷりの塩(ベタ塩)をし、ザルに並べ約1時間程冷蔵庫へ。
時間を長く置くと堅くなりますよ。
4)鯖についた塩を洗い流し、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
5)バットに酢、みりん、砂糖を良く溶かし鯖を並べ約1時間程冷蔵庫へ。
上からラップをかけ空気に触れないようにする。
6)薄皮を頭の方から丁寧に剥いて完成。
すぐ食べない時は水気を拭き取ってラップに包んで冷蔵庫で保存。

さて、真鯖とゴマ鯖。
真鯖は身がしっかりとしているが、ゴマ鯖は身が柔らかいのでおろす時に身が崩れないよう注意。
味的には、まったりとした真鯖か比較的さっぱりとしたゴマ鯖か、どちらもそれぞれおいしいと思う。獲れた時期にもよるので、一概にはさっぱりとしたゴマ鯖ともいえないしなー。
いずれにせよ、真鯖より安価で新鮮なゴマ鯖が手に入った時はお好みの締め具合で「シメサバ」作りをお試しあれ。

ちょっと残った時は、きゅうりと
わかめも加えて三杯酢の和え物。
ゴマサバで「シメサバ」













-ちょっと寄り道-
ここ数日の雨で、またまた雑草が元気に育ってしまった。
これからの季節は、雑草との戦いです。

我が家の花便り。

今年最後に咲いたチューリップ
ウエストポイント

チューリップが咲き終わると、次は百合が咲きます。
事前に、害虫対策も考えなくては。
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2011年5月8日日曜日

103年の歴史に暖簾を下ろす- 美乃屋本舗

子供の日に柏餅を用意しようと思い「美乃屋」へ。
創業103年という歴史を持つ老舗の和菓子屋さんだ。
しかし、残念なことにお店を切り盛りするおばあちゃまが高齢で体力的にきつとのことで、今月31日で暖簾を下ろすことになった。
4月27日付けの「信濃毎日新聞」で、この記事を読んだ時は大変ショックだった。

「ぱんじゅう」あんことクリーム。

私:「こんにちわ。今日は、おばあちゃまは?」
おばあちゃまの娘さん:「今、奥で休んでます。」
私:「残念です。子供たち、こちらのお団子とすあま大好きなんですよ。」
娘さん:「ありがとうございます。皆さん惜しんでくれて、嬉しいです。でも、時代の流れです。井上さん(井上百貨店)が駅前に移ったり、近くの映画館もなくなってしまいましたしね。」
私:「そうですね。私の子供の頃は、美乃屋さんのすぐ近くのアーケードがある六九(ろっく)商店街が街の中心でしたものね。区画整理がされてから、街は本当に変わってしまいましたね...。」


松本市大手2-7-3
西堀公園近くにあります。
 散歩がてらぶらりぶらりと店の前を通ると、ついつい買ってしまいます。
彰美は、お醤油味のあやめ団子と桜色のさくら団子がお気に入り。

自転車に乗った高校生の男の子があやめ団子(みたらし団子)を買って、店先で食べている姿も何度かみられました。




ちょっと小腹が空いた時
ぱくりと食べたくなります。
もっちりとした「ぱんじゅう」。
小ぶりな今川焼のような感じですね。
温かいうちはもちろん、冷めてもおいしいです。

おばあちゃまとの「今日は暑いですね。」「今日は寒いですね。」から始まる会話もできなくなってしまうのは、寂しいです。

区画整理されて松本の街は、本当に変わった。
変わってしまったというのでしょうか...。
新しい物を取り込んでいく事も確かに大切な事だとは思うが、しかし松本の歴史というものを守ることも大切ではないだろうか?
神奈川から越して来てからのこの6年間にも、様々な老舗が姿を消していってしまった。
行政はなにしているの?
ここは信州松本。
都会の真似をしようなんて思うことは、もうよろしくなくて。


-ちょっと寄り道-
家の南側にリンゴ畑があります。
一年通して、一生懸命リンゴの木の世話をするおじいちゃんとその家族の姿が見られます。
暑い日も、寒い日も。

花便り。

うっすらとピンクのかかったリンゴの花。

花粉症の夫にとっては、つらいリンゴの花のようです。

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