明けましておめでとうございます。
一年で一番時間と手間がかかる「おせち」。
毎年ながら「私って要領悪いのかしら?」と思ってしまう。
というより、なんでもう少し早くから準備しないの〜といつも反省。
2011年の我が家のおせち。 |
覚書のためにも今年の我が家の「おせち」のことを。
今年のテーマは、海の幸を出来るだけ使うと自家製伊達巻作り。
今までは市販の伊達巻を買いお重に盛付け。
でも市販の伊達巻って甘いじゃないですか。
だったら自分で家好みで作ろう。
「おせち」には、いろいろな決まりごとがあるがあまりそれにはこだわらない。
壱の重は、生物等冷蔵庫に入れないとならない物。
弐の重は、魚などの焼き物、黒豆、栗金団、伊達巻等。
参の重は、煮物類等。
見栄えと、後の保存の事を考え分ける。
■紅白かまぼこ(市販)
ちょっと普段より美味しいかまぼこを食べたいですね。
白のかまぼこに切れ目を入れ、いくらを挟むと彩りが綺麗。
ちょっと普段より美味しいかまぼこを食べたいですね。
白のかまぼこに切れ目を入れ、いくらを挟むと彩りが綺麗。
■数の子
塩漬けされた数の子を塩抜きし、薄い皮を綺麗に取り除く。
昆布出汁と、塩、酒、薄口醤油で味を整えたものに漬け込んでおく。
塩漬けされた数の子を塩抜きし、薄い皮を綺麗に取り除く。
昆布出汁と、塩、酒、薄口醤油で味を整えたものに漬け込んでおく。
■ししゃもの昆布巻き
出汁で使った昆布で、ししゃもを巻、戻した干ぴょうで縛る。
昆布出汁(昆布を柔らかくするため酢を少々入れる)で煮、砂糖、醤油、酒、みりんで味付けし出し汁がなくなるまでコトコトと煮詰める。
出汁で使った昆布で、ししゃもを巻、戻した干ぴょうで縛る。
昆布出汁(昆布を柔らかくするため酢を少々入れる)で煮、砂糖、醤油、酒、みりんで味付けし出し汁がなくなるまでコトコトと煮詰める。
■なます
酢と砂糖であま酢を作り、大根、人参を千切りしたものを漬け込む。
ゆずの中身を取り出し器に。
■塩鮭
油ののった鮭がいいですね。
■マナガツオの味噌漬け焼き
塩水に切身を入れ、身を締めて水気を切る。
飾り包丁を入れる。
西京味噌、酒、砂糖で味噌床を作る。
容器に味噌を半分入れて平らにならし、ガーゼを敷切身を並べる。
更に一枚ガーゼを敷、味噌をのせる。
ガーゼに挟むと取り扱いがきれいで、直に味噌がつかないため焦げすぎ防止にもなる。
三枚おろし皮むきしたマナガツオを、オリーブオイル、ワインビネガー、塩等でマリネ液を作って、マリネで食しても美味しい。
日本酒も合う一品。
■ブリの照焼き
ブリの切身に、酒、塩少々をふっておく。
醤油、酒、みりん、砂糖で照焼きのタレを作る。
フライパンに油を入れ、切身を焼く。
火が通ったところに、タレを投入。
焦がさないように普段の照焼きより少し時間をかけて焼く。
■チキンロール
鶏もも肉に酒、塩を少々振り、ラップではさんですりごき等で叩いて5mm程度の厚みまで伸ばす。
クルクルと巻、タコ糸でしっかりと縛る。
フライパンを熱し油をしき、巻き終わりの下にして焼く。
全体に焼き色が付くようにコロコロと転がしながら焼いていく。
焼き色が付いたら、酒を加えフタをし、3分位蒸し焼く。
照焼きのタレを作りフライパンに入れ、全体にからめる。
最後に火を強め、タレを煮詰め焦がさないようにらめる。
■伊達巻
卵焼き器が小さいので卵4個で。
はんぺんは大きい物だったら1/2枚(約50グラム)。
大和芋ひとかけ。
卵1個、小さいく切ったはんぺん、すりおろした大和芋をミキサーにかける。
残りの卵とよく混ぜ合わせる。
砂糖、みりん、塩少々で味を整える。
卵焼き器をよく熱し、油をひいて卵を流す。
アルミホイルを卵焼き器より少し大きめに切り、油を塗り、蓋にする。
更に、平の鍋蓋を上からのせる。
コンロと卵焼き器の間に、石綿網を入れじっくりと焼く。
表面が乾いて固まったら、裏返して焼く。
巻きすに取り、熱うちに形を整えながらしっかりと巻く。
数本切り込みを入れると巻きやすい。
次回は、鬼すだれを準備して伊達巻作ろう。
■黒豆
豆をざるに入れ洗う。
一晩、豆の3倍位の水に漬けておく。
つけ水ごと火にかけ、クッキングペーパーで落し蓋をして豆を煮る。
煮汁から豆が顔出さないように差し水を。
錆びた釘を入れると黒ぐろとした黒豆に仕上がりますよ。
柔らかくなったら、砂糖を数回にわけ入れる。
最後に醤油少々を入れ完成。
■芋栗金団
さつまいもは皮を剥き、適当な大きさに切り水にさらす。
鍋にさつまいもがかぶるくらいの水とクチナシの実を入れゆでる。
すーっと竹串が通ったら水気を切り、砂糖を入れ練る。
市販の栗の甘露煮の栗を入れ、実が割れないように混ぜ合わせる。
■百合根金団
百合根を外側から一枚づつ剥がし洗う。
茶色くなっている部分は、包丁でそぎ落とす。
酢を少々加えた熱湯で、百合根が柔らかくなるまでゆでる。
百合根をザルにあげ、熱いうちに裏ごし。
鍋に入れ、砂糖、みりん、水を入れる。
味と水は加減しながら練っていく。
最後に塩少々を加え、味を整える。
全体の量の1/4位をとりわけ、すだちの皮をすりおろしたものを練り込み色付けする。
白い百合根の上に重ね、ラップで茶巾にする。
■鶏の煮しめ
蓮根は皮をむき1cm位の幅に切り、花形に切り酢水につける。
人参は梅型で抜き、中心まで切り込みを入れ花びらのようにする。
牛蒡は斜め切りにし水にさらしアク抜き。
里芋、筍は食べやすい大きさに。
蒟蒻は手綱結びに。
椎茸は石づきを取っておく。
鶏肉は3cm位の大きさに切り、熱湯に入れ霜降り状態になったら冷たい水に入れザルにあげる。
飾り用の絹さやは筋を取って、下茹で。
蓮根、人参、牛蒡、里芋、筍を下茹でしてザルにあげる。
蒟蒻を熱湯に通しアク抜き。
野菜と蒟蒻、鶏肉を鍋に入れ、昆布出汁汁を入れる。
野菜が柔らかくなったら砂糖を入れなじませ、酒、醤油、みりんで味を整えて中火でコトコトと煮る。
仕上げに絹さやを散らす。
■タコの柔らか煮
圧力鍋を使うと短時間で柔らかに。
タコは食べやすい大きさに切る。
水、醤油、みりん、酒、砂糖少々で煮汁を作り(味加減はお好みで)圧力鍋に入れタコを入れる。
15分位加圧し、自然放置。
楊枝を刺し、盛付け。
■ベビー帆立の甘辛煮
昆布出し汁、醤油、砂糖、酒、みりんで煮汁を作り煮立てて帆立を入れる。
煮汁をからめて、味を含ませる。
ウズラをゆで、卵の半分位を赤の食紅で色付けし、紅白ウズラ。
ウズラと帆立を楊枝で刺し、盛付け。
■海老の出汁煮
昆布出し汁、酒、塩を煮立てて、海老を入れ味を含ませる。
これで全て完成。
一年で一番長い「しょくはぐ」ブログにお付き合いいただきありがとうございました。
今年も楽しくキッチンに立ちます。
酢と砂糖であま酢を作り、大根、人参を千切りしたものを漬け込む。
ゆずの中身を取り出し器に。
弐の重 |
■塩鮭
油ののった鮭がいいですね。
■マナガツオの味噌漬け焼き
可愛らしいマナガツオです。 三枚おろしにしてから。 |
皮は固めです。 |
塩水に切身を入れ、身を締めて水気を切る。
飾り包丁を入れる。
西京味噌、酒、砂糖で味噌床を作る。
容器に味噌を半分入れて平らにならし、ガーゼを敷切身を並べる。
更に一枚ガーゼを敷、味噌をのせる。
ガーゼに挟むと取り扱いがきれいで、直に味噌がつかないため焦げすぎ防止にもなる。
人参、きゅうりの千切りとあわせて マリネに。 |
日本酒も合う一品。
■ブリの照焼き
ブリの切身に、酒、塩少々をふっておく。
醤油、酒、みりん、砂糖で照焼きのタレを作る。
フライパンに油を入れ、切身を焼く。
火が通ったところに、タレを投入。
焦がさないように普段の照焼きより少し時間をかけて焼く。
■チキンロール
とんとん、とんとん。 伸ばす伸ばす。 |
信州福味鶏。 コクがあって美味しい鶏です。 |
鶏もも肉に酒、塩を少々振り、ラップではさんですりごき等で叩いて5mm程度の厚みまで伸ばす。
クルクルと巻、タコ糸でしっかりと縛る。
フライパンを熱し油をしき、巻き終わりの下にして焼く。
全体に焼き色が付くようにコロコロと転がしながら焼いていく。
焼き色が付いたら、酒を加えフタをし、3分位蒸し焼く。
照焼きのタレを作りフライパンに入れ、全体にからめる。
最後に火を強め、タレを煮詰め焦がさないようにらめる。
■伊達巻
卵焼き器が小さいので卵4個で。
はんぺんは大きい物だったら1/2枚(約50グラム)。
大和芋ひとかけ。
卵1個、小さいく切ったはんぺん、すりおろした大和芋をミキサーにかける。
残りの卵とよく混ぜ合わせる。
砂糖、みりん、塩少々で味を整える。
卵焼き器をよく熱し、油をひいて卵を流す。
アルミホイルを卵焼き器より少し大きめに切り、油を塗り、蓋にする。
更に、平の鍋蓋を上からのせる。
コンロと卵焼き器の間に、石綿網を入れじっくりと焼く。
表面が乾いて固まったら、裏返して焼く。
巻きすに取り、熱うちに形を整えながらしっかりと巻く。
数本切り込みを入れると巻きやすい。
次回は、鬼すだれを準備して伊達巻作ろう。
■黒豆
近所の大工さんにいただいた釘。 この錆びた釘とも10年の付き合い。 |
一晩、豆の3倍位の水に漬けておく。
つけ水ごと火にかけ、クッキングペーパーで落し蓋をして豆を煮る。
煮汁から豆が顔出さないように差し水を。
錆びた釘を入れると黒ぐろとした黒豆に仕上がりますよ。
柔らかくなったら、砂糖を数回にわけ入れる。
最後に醤油少々を入れ完成。
■芋栗金団
さつまいもは皮を剥き、適当な大きさに切り水にさらす。
鍋にさつまいもがかぶるくらいの水とクチナシの実を入れゆでる。
すーっと竹串が通ったら水気を切り、砂糖を入れ練る。
市販の栗の甘露煮の栗を入れ、実が割れないように混ぜ合わせる。
■百合根金団
百合根を外側から一枚づつ剥がし洗う。
茶色くなっている部分は、包丁でそぎ落とす。
酢を少々加えた熱湯で、百合根が柔らかくなるまでゆでる。
百合根をザルにあげ、熱いうちに裏ごし。
鍋に入れ、砂糖、みりん、水を入れる。
味と水は加減しながら練っていく。
最後に塩少々を加え、味を整える。
全体の量の1/4位をとりわけ、すだちの皮をすりおろしたものを練り込み色付けする。
白い百合根の上に重ね、ラップで茶巾にする。
参の重 |
■鶏の煮しめ
蓮根は皮をむき1cm位の幅に切り、花形に切り酢水につける。
人参は梅型で抜き、中心まで切り込みを入れ花びらのようにする。
牛蒡は斜め切りにし水にさらしアク抜き。
里芋、筍は食べやすい大きさに。
蒟蒻は手綱結びに。
椎茸は石づきを取っておく。
鶏肉は3cm位の大きさに切り、熱湯に入れ霜降り状態になったら冷たい水に入れザルにあげる。
飾り用の絹さやは筋を取って、下茹で。
蓮根、人参、牛蒡、里芋、筍を下茹でしてザルにあげる。
蒟蒻を熱湯に通しアク抜き。
野菜と蒟蒻、鶏肉を鍋に入れ、昆布出汁汁を入れる。
野菜が柔らかくなったら砂糖を入れなじませ、酒、醤油、みりんで味を整えて中火でコトコトと煮る。
仕上げに絹さやを散らす。
■タコの柔らか煮
圧力鍋を使うと短時間で柔らかに。
タコは食べやすい大きさに切る。
水、醤油、みりん、酒、砂糖少々で煮汁を作り(味加減はお好みで)圧力鍋に入れタコを入れる。
15分位加圧し、自然放置。
楊枝を刺し、盛付け。
■ベビー帆立の甘辛煮
昆布出し汁、醤油、砂糖、酒、みりんで煮汁を作り煮立てて帆立を入れる。
煮汁をからめて、味を含ませる。
ウズラをゆで、卵の半分位を赤の食紅で色付けし、紅白ウズラ。
ウズラと帆立を楊枝で刺し、盛付け。
■海老の出汁煮
昆布出し汁、酒、塩を煮立てて、海老を入れ味を含ませる。
これで全て完成。
一年で一番長い「しょくはぐ」ブログにお付き合いいただきありがとうございました。
今年も楽しくキッチンに立ちます。
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