2010年11月21日日曜日

旨い馬刺しが食べたくなったら「栄楽肉店」

「お母さん、馬刺し食べたいー」朝、和彰の一言。
そう言えば、最近食べていないしな。
午前中、一通り買い物を済ませ松本市本庄にある「栄楽肉店」へ。
地物の馬刺しを食べたくなったらここへ行く。
かれこれ、5年ほど通っている。
私の前に既に、一組のお客さんがいた。

私:「今のお客さん、県外者の方みたいですね」
ご主人:「はい、滋賀からの人です。多いですよ、県外のお客様。」
私:「クチコミで広がっているみたいですね。いいじゃないですか。」
ご主人:「いや、困ります。プレッシャーかかりますからね。」

そう話すご主人の気持ちもわからないこともないが...。
しかし、ここの肉は安心、安全、こだわりとクチコミで広がっても不思議ではない。
大事な馬の命をいただくということを、身にしみて感じさせられる。

水からボイルします。
火加減が強いとはち切れます。
今日のソーセージは太めです。
結構なボリューム。


しょくはぐくらぶ 食育 料理 松本 馬刺し 栄楽
噛めば噛むほど美味しい。
松本一本ねぎ、辛子味噌、生姜で
食します。          










勿論、旨いのは馬だけでは無い。
豚肉、牛肉もご主人が目で見て納得したものだけが並んでいる。
丁度、自家製ソーセージーを作っていたので、ランチでトーストと一緒に食べようと思ったので8本買った。
ラッキー。
肉を買う時には、必ず説明をし、用途、好みに応じた肉の切り方をしてくれる。



ご主人:「昭和30年代、私が20代の頃です。東北から馬を運んでくるときは貨車で運んできましてね、どの位日数かかると思いますか?」
私:「さー、どのくらいですかね。」
ご主人:「一週間です。その間、餌をあげて、大事に運んで来るんですよね。その時、東北の人は真面目だなー、て思ったんですよ。」
この後は、松本の人は、という話が続いたのですが...。

様々な事へこだわりがある方で、肉を切りながら次から次へと話が続く。
時々、夫も店に顔を出すが、その時は音楽の話が出る。
店内は常にクラッシクが流れている。
松響(松本交響楽団)のチェリストでもあるご主人が、次回のコンサートの為に練習されている曲のようだ。

しょくはぐくらぶ 食育 料理 松本 馬刺し 栄楽
馬刺し、鯵のひと塩酢造り、真つぶ貝の刺身、
鯵のなめろ、ふろふき大根、小鉢等
4人分で約2,500円也。安くて、美味しい食卓です。

俗に「馬力がつく」と言いますが、馬肉にはグリコーゲン(人のエネルギー源)が牛肉の約3倍と多く、また、鉄分も多く含まれている。
低カロリー、低アレルギー食品で美容と健康に良さそうですね。

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